矛盾から始まるアイデア

大阪のコピーライター SpeedFreaksの足立です。

コスタリカのフィットネスジムの広告です。

お皿の上のバーベルは山盛りの料理を連想させます。
そしてキャッチコピーは「このカロリーはすべて燃やせます」と書いてあります。

食欲を満たしながら、ダイエットも行えることを訴求しています。

人間の心理を利用する

ひとは得てして『楽したい』生き物です。

食べることをガマンせずに痩せたい!と願います。
(でも健康のことを考えると食べることはたいせつです)

ここ数年、書店に行くと「人間の心理」をつくようなタイトルが多いように感じます。

見るだけノート</span >
ずぼらメシ</span >
寝ながら筋トレ</span >

ものすごく興味が湧きませんか!?

ただでさえ、忙しい現代人。可処分時間の奪い合い。
世の中の流れを汲んだ、人の心理を考えたいいタイトルですよね。

逆にみんなが修行が必要だと感じているようなコンテキストを利用して、
「見るだけ」みたいなタイトルをつけると興味を引く確率が高まりそうですよね。

こういった広告などの事例からアイデアを拾って、人の心理を想像する。
そしてそれをストックすると、本屋などに行ったときにアイデアに変わる。

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