世間一般かどうかわかりませんが、自分の周りにいる人にとっては「コピーライター」という職業をクリエイターという印象を持っている方が多いと感じます。
優れたマーケッターである。
自分のコピーライター像は 「マーケッター」 であると考えています。
おしりだって洗ってほしい
1982年 仲畑貴志
ウォシュレットのコピーとして売上に貢献した名コピーもマーケティングから生まれた要素が強いと思います。
自分の行動を振り返る習慣
ふだんから「良いと思った理由」「良くないと感じた理由」「購入した理由」「購入しなかった理由」などを振り返る習慣があります。
こうした地道な積み重ねが、ひょんなときに役に立つのです。
最近の買い物の理由
この1週間ほど、やけに頻繁に買い物をしました。
ちょっと振り返ってみます。
■イヤーマフラー
今年から自転車通勤を始めたのですが、初めての「冬」を迎えるにあたり耳のケアをしようと購入しました。
というのも約50分の通勤。
身体はホカホカ暖かいのに、耳が痛い!ということが多発しまして購入に踏み切りました。
100円ショップで試着しましたが、違和感があり値のはるものも試着しようと「PARCO」 にある東急ハンズにて試着。
フィット感とデザインが気に入り購入しました。
■目的:寒さから耳を守る
自分の中で「暖かさ」は重要視していないんです。
寒さから守ることを目的としているので、暖める要素はいらなかったのです。
■選んだ理由
デザイン違いが10種類前後あったのですが、即決で決めました。
地味すぎず、派手すぎない色合いが好みでした。というかものすごく好きなデザイン。
間違えがちなキャッチコピー
自分でもコピーを書いていて間違えるのが、「暖かいイヤーマフラー」という視点でコピーを書いてしまうことです。
寒さから耳を守るという目的であれば、価格・デザイン・付け心地が重要で暖かさは、あまり(というかまったく)検討要因にならないんですね。
というような自問自答を繰り返しています。
コピーライターという生き物はそんなことを考える人たちだと思います。
なかなか楽しい職業だと思います!