モノを売らない広告

特殊詐欺被害の啓発をするためのラジオCMを今日、午前中はずっと考えていました。

普段は「この商品」を買ってもらうために言葉やデザインを考えるのですが、この場合は被害を減らすということが目的です。

モノは売らないのです。

しかし難しい問題です。

これだけ「オレオレ詐欺」という言葉が有名になっていても、2019年で301億円という詐欺被害額。表面化した被害額なので実際はもっとあるかもしれません。

手口は常に巧妙に進化していると聞きます。
どれだけ意識していても騙される可能性があると思います。

クリエイティブで解決する

資料を読み漁ると「息子」になりすます場合がほとんどだそうです。
そして見破る確率が高いのも「息子」になりすました場合だそうです。

息子に標準をあてて訴求しようと考えていたのですが、それでは多分被害は減らないような気がしました。

息子以外で訴求する。これがクリエイティブで解決するということなような気がしてならないのです。

常に巧妙に進化する手口に対して、普通のクリエイティブでは解決しないんだろうなと思うお昼さがりです。

関連記事

  1. 実験と実験結果

  2. 仕事は忙しい人に頼め

  3. 行動力

  4. 仕事納め

  5. 時間の奪い合い

  6. コロナショックと広告

  7. 炎上する広告をどう見るか

  8. 啓蒙CM

最近の記事

PAGE TOP