わかる・わからないの境界線

大阪のコピーライター/SpeedFreaksの足立です。

おそらく目をつぶって音だけ聞くと、伝わらないかもしれません。

でも「映像」を通してみると全然、理解できますよね。

広告は見られないもの

CMも広告も「見られないもの」を前提に作られています。

どうしたら見てもらえるか、そして購入してもらえるか。そのために表現が必要です。
そういった意味ではこの「伝わらない」ことで伝わってしまうという手法はあざやかなアイデアだと思います。

伝わりやすいキャッチコピーも、人の心をしっかり打つコピーになっています。

目先の広告予算だけではできない

1990年代から名作CMの多い会社です。
そのときにかけた広告予算が、結果として令和の時代にも活きているように感じました。

要するに人々に植え付けた『商品名』『認知度』があるからこそできるCM、アイデアだと思います。

こうした長きに渡るCM・広告が『わかる』『わからない』の境界線を作りやすくしているように感じます。
まだまだ歴史が浅い企業・商品には「わかる」「わからない」の境界線を作る余裕はないでしょう。

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