広告は社会の鏡

私が大学生だった頃、「メディア概論」たしかそのような名前の講義を受けていたことがある。英国国営放送の元ディレクターの方が講師だった。

当時の私には(今も?) かなり難しい内容だった。
でもBut、しかし非常に興味深く、毎回の講義が楽しみだった。

あるとき、「新聞とは○○である?」さてそれは何だ?という質問があった。

こういった質問は難しい。反射神経だけで答えると「新聞は情報だ」と言うだろう。いやきっと、もっと深みのある言葉が入るのだろう。と考え出したらシンキングトランスに入り、何を考えているのかさえわからなくなっていた。

「新聞とは社会を映す鏡である」

なるほど!確かに!とはすぐにはならなかった。
でも意味を考えれば、考えるほど、自分にとって金言に変わっていった。

当時、クイズ番組やニュースをわかりやすく伝えるような番組が乱立していた。
あれは国民の学力が低下したために増えたのだ。というようなことを仰っていた。

「総じてメディアは社会を映す鏡である」

風邪でも絶対に休めないあなたへ

働き方改革が叫ばれている昨今で、物議を醸した広告/キャッチコピー。
たしかに「風邪でも絶対に休めない」というベネフットは存在する。
でも、そこに潜んでいる「奴隷感」というか、適切な表現がしづらい負の感情に
「風邪なら絶対に休めよ!」と突っ込んだ人は多いはず。

3.11の影響も少なからずあると思います。いわゆる「命を守る行動を」という言葉です。「命より大切なことはないはず」と。

もしかすると、戦後の経済を支えていた方からは理解されないのだろう。
しかし、時代は令和です。

ここにきてコロナの影響もあり「風邪でも絶対に休めないあなたへ」というキャッチコピーは変更になったという。

キャッチコピー/広告を学ぶには

キャッチコピーの発想法の本を読んだり、宣伝会議の講座に通ったり、
コピー年鑑を写経したり、もうありとあらゆる方法があり、その方法のすべてが正しいと思います。

でもこれからの時代に大切なのは、「今の時代をしっかり生きる」だと思う。
「え?みんな生きてるじゃん」と思うでしょう。

たとえば、「オンライン会議してみる」「リモートで仕事してみる」など時代に沿った生き方をする。そこで感じたこと、みんなが感じていることを因数分解して、その構造や感情に新しい名前をつける。

表面的ではなく、構造を理解したり、分解したり、過去と比較したりする感覚が必要なのだと思う。

この未曾有の状況において「ピンチはチャンス」などとまったく思わない。
だけど、この状況を体感、体験しておく手はないと思う。
むしろちゃんと体感、体験しておかないとこの先はない。くらいに思っています。

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