ES向上を広告する

先日、とある企業で「動画撮影」の案件で打ち合わせをしました。
打ち合わせといっても、まだまだ初期段階でざっくばらんにお話をする段階です。

動画を撮影して配信したい。
こういう話があると、間違いなく「売上に直結させたい」「求人の応募に繋げたい」など課題を解決したいという意向があるものです。

がしかし、今回に関しては特に困っていることがない!

なかなか贅沢な課題です。

ESを向上させたい

ESとはEmployee Satisfaction(従業員満足度)の略称。

勤務時間内に動画撮影の業務を入れることで、「ルーティーンワーク」だけでなくイレギュラーな時間を設けることで気分をリフレッシュさせたい、作業にメリハリをつけたい=ESの向上が主な目的ということを雑談の中から聞き出すことができました。

私自身はあまり「ルーティーンワーク」を経験したことがないですが、それでもイレギュラーな案件や、まったく行ったことのない地域に出向く機会があれば数日前からワクワクしたものです。

今回の「ESの向上」は結果として売上や求人に結びつくと思いますが、私としてはかなり目から鱗な発想でした。

(そのような会社/上司に出会いたかった!)

ES向上をそのまま広告した

従業員のために正月を休みにするという社長の決断を広告した「2億円事件」
※正月に休むことで「2億円」の損失があることからこのキャッチコピーになったようです。

「働き方改革」が叫ばれていますが、売上をとるか?従業員の満足度をとるか?
という議論になりがちですが、この2億円事件の広告効果としては翌日から売上があがったそうです。おそらく長期的に見ても売上はあがったと思います。

今回の動画案件はこれから進捗するのですが、社会貢献にまで繋げられたらと思います。

関連記事

  1. 広告の効果 キャッチコピーの効果

  2. 広告とコウコク

  3. 効くキャッチコピー

  4. コモディティ化の向こう側

  5. 消費する→雇う

  6. 常套句コピー

  7. オノマトペとハイコンテクスト

  8. 広告の鬼

最近の記事

PAGE TOP