大阪のコピーライター/SpeedFreaksの足立です。
「あれ?消費者はその商品のことを想って生活はしていない」というお話しです。
広告作りは盲目
A4の紙を渡されて「 この紙を使って笑わせてください</span >」
そう言われたら、あなたならどうしますか?
ダジャレを書く
その人の似顔絵を描く
多くの人は『書く/書く』と思います。でも「紙を使って」なので、紙を扇子にして全力でジュリアナ東京のダンスをしたら、相手は笑うかもしれません。
紙で細く切って、こそばして笑わせることもできるかもしれません。
このように、無意識で「あたりまえ」「前提」みたいなものを作ってしまうことがあります。
それは広告においてもです。
前提を疑う・謙虚な姿勢で。
クライアントと打ち合わせをしていると「広告を見てもらえるもの」「商品のことを検討しているもの」という前提で考えていると感じることがあります。
その「広告」をまじまじと見て、比較検討してもらうことを前提としている姿勢。
知らぬ間に「上から目線」になってしまっているんですね。
誰にも見られない・認知度もない・検討もされていない。
そこからのスタートだと、あえて追い込む姿勢も大事なのかなと思います。
謙虚な姿勢をとり続けるコピーライターでありたいと自戒の念も込めて。