広告コピーを学び始めた頃に「閃き」などというようなことは広告コピーには通用しない!という風に教わることがありました。
その真意はすぐに理解できたのですが、課題に対してウンウンと考えていると無意識のうちに「閃き」に頼ってしまっていることがある。
取り掛かりが大事
課題に対してまずルーティーはないのですが、でもやはり「調べる」ところから始めます。
今も昔も何気なく「調べる」という作業を行うのですが、これが非常に怖い。それは今も昔も。
「調べる」ことを始めてしまうと先入観が完成されて、その知識に対して知識が完成されてしまう。手垢がついてしまう。疑うことができなくなってしまう。
知ってしまってからコピーを書いているとなかなかアイディアが飛んでいかないことが多々あります。
知識の塩梅が難しい
知らなさすぎると絶対ダメですし、知りすぎるとダメ。その距離感が難しいと思います。
それらを払拭するために最近は課題と商品名だけを頭にインプットして歩いたり走ったりします。そしてまったく違うこと(趣味でもなんでも)を考え、ひとりブレストしたりしながら、妄想し続けます。
そうすると思いつくことがあったりします。
アイディア発想法に正解なし
本屋に行くとアイディア発想法の本というのがたくさん並んでいます。
一時期、よく読んでいたのですが最近はあまり読まなくなりました。
やはりこの手の手法はオリジナルで編み出した方が強い。
(たとえその方法がかぶっていたとしても)
ということで最近は色々な方法でアイディア出しを考えています。
どの方法も「積み重ねる」ことを意識しています。
雨にも負けず風にも負けず、積み重ねていきたいものです。