日本人は ハイコンテクストがトップレベルに発達した国だと言われています。
ざっくり説明すると「前後の文脈を省いても意思疎通ができる」ような状態のことを指すことばです。
勝手な想像ですが、大阪人の ハイコンテクスト能力は非常に高いと思っています。
言わなくてもわかる、ツーカーなコミュニュケーションなしでは不自由になってしまうのではないか!?と錯覚するほどです。
広告にもハイコンテクストを。
クライアントの要望で「言いたいことを全部言いたい」ということは多々あります。そして結果、なにも伝わらない。そんな状態も頻繁にあります。
名作と呼ばれる広告コピーを見てもハイコンテクストなコピーはたくさんあります。
言いすぎない。伝えすぎない。でも伝わるのです。それが名作の風格につながっているのではないかなと思います。
広告以外でも意識すれば役に立つ
メールや会話でも、意識してみるとスムーズなやりとりができるのではないかなと思うようなことがありました。
・人生はあっという間だ
・人生はまるで15秒だ
たとえば広告業界の人に 15秒というとCMの尺だな、というタイム感で伝えることができます。
業界が異なれば、違うことばに置き換えることができるかもしれません。
いつも何気なく使っていることばが最短距離で伝わっているか?いちど見直してみるのも楽しいかもしれませんね。