広告素人の目線

これまで広告のお仕事を依頼される際にクライアントから
「広告のことはわからないので、おまかせします」と言われることがあります。

素人の目線をたいせつに

自社の商品・サービスについては プロフェッショナルなのは当然です。
でもそうなると、 客観的な目線で商品・サービスを見ることが難しくなります。

そこで広告を制作する営業であり、コピーライターが客観的な目線で商品のことを質問したり、訴求ポイントを探ったりしながら、広告のクリエイティブを作っていきます。

そして、様々なプロセスを経て完成するのですが、そんなときに必要なのは広告の素人の目線です。

しかしこれがやっかいです。

右脳と左脳

右脳的な観点からの「 デザインの良さ・悪さ」「 コピーの良さ・悪さ」で意見をもらうことがあるのですが、それらは左脳的な論理でも説明ができる場合が多いです。

しかし、個人の趣味で「 黄色が好き」だから色を変更してくれというような右脳の修正依頼が来ると「消費者」が置き去りになります。

消費者を置き去りにしない

以前、担当していた美容クリニックで純広告を出稿するにあたり、デザインを制作したのですが、主にデザイン修正の内容は 色味の変更でした。

黄色→赤色などという変更ではなく、青色をもっと 薄い淡い色合いに変更してほしいというような内容でした。

PCやスマートフォン、タブレットにより色味の見え方は変わるのと、印刷するとまた風合いも違って見えるということを再三、伝えながら校了し、印刷したものを見るとなんとも言えない出来上がりでした。

そして見事に反響はなしでした。

原因はキャンペーンの内容が弱かったのか、ターゲットに刺さらないデザインだったのか、わからないですが、「 消費者を置き去りにした」広告作りだったと今でも反省するばかりです。

お金を使わせることを考える

広告を作る目的はただひとつ。買ってもらうことだと思います。
表現にこだわることが重要ではありますが、決して消費者の顔とお金を使ってもらうという行為を忘れてはいけないと思うばかりです。

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