広告予算の考え方

大阪のコピーライター/SpeedFreaks足立です。

広告の依頼をいただいて、まず確認するのが予算です。
どれだけの予算を使う想定なのか。
これによって、できること、できないことが現実問題として浮き彫りになります。

予算ありきではない方法もある

たとえば新聞15段に掲載しようとすれば、それなりの費用がかかります。
たとえば交通広告を掲出しようとすれば、それなりの費用がかかります。

そしてそれに見合った効果が現れます。(はずです。)

でも、関西人特有の「できるだけ安く」と言われることもしばしばあります。
その都度、目的や目標に合わせて「できるだけ安く」に応えるアイディアを提案します。

アイデアの種

たとえば5年前に話題になったのが、こちら

ハイスタンダートというバンドが事前告知なしにCDをリリースしたことが話題になりました。

バンドをご存知なくても「事前告知なし」という事実に驚かれると思いますが、このバンドのストーリーを知っていると
もっと驚くべきことでした。

当時の記憶を遡ってみます。
たしかお昼くらいからSNSがざわざわし出しました。CDショップに足を運んだ人のツィートでCDが発売されたことが拡散されます。平日だったのですぐには行けないので、友人知人の連絡して報告をしました。

そして退勤後、CDショップに向かうと長蛇の列。その手には全員がハイスタンダードのCDを持っています。


事前告知なしという告知方法

この告知方法がアイディアとして転用するのは難しいと思いますが、必ずしも予算が必要では
ないということです。

考え方次第で、捉え方次第で、広告/広報PRをすることが可能です。

「こうすべき。こうあるべき」といったような固定概念を超えたところにアイデアがあると思います。
まずは実現可能か、不可能かを考える前に「固定概念」を外した発想をすることが重要です。

まずは『予算』という概念から疑ってみることをお勧めします。

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