ネガティヴな表現

大阪のコピーライター/SpeedFreaks 足立です。

「どうすれば伝わるか」を日々、考える仕事をしております。

どこで、どのように、ほかに誰が。

例えば、雑誌広告だとしたら、新聞広告だとしたら、どこに、どのように、ほかに誰が
広告を掲載しているのか?も想定しておかないといけません。

(あまりないですが)表現が同じになってしまったら最悪です。

そのようなことより、同業種が掲載されていたら、既視感のある言葉・ビジュアルだと
勝てないんですよね。

「伝わるため」には勝たないといけないこともあるのです。

絶対伝わるより、絶対かぶらない表現を

伝わるように努力するのは、あたりまえなのですが、「絶対伝わる」より「絶対かぶらない表現」は強いです。
そして、その後に「伝わる確信」に変わります。

どこに張るか?という表現をしますが、かぶらない表現の方に張った事例です。

「求人」というフィールドではどんな表現が多いか、そして逆に少ないかを考えたときに「ネガティヴ」な表現が少ないと
すれば、そちらに張る(設定する)ことが印象的・記憶に残る方法に近づけると設計できます。

『会社に行きたくない』という表現を、「テレワークのお仕事です」の募集では普通は使わないと思います。

「普通はそんなこといわないよな〜」の方に張るとこういった表現が生まれます。
やはりまず、天井をつくらない・前提を疑う・自由な発想というのが「印象的」な表現のスタート地点だと思います。

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